我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

ストレスフリー

先日出張に行った際、同行したおじさんが「ストレスで死にそう」というお話をやたらとなさっていた。


おじさん「島村さんは、ストレスとか感じないの?」

私「好きに生きていますもん、ストレスフリーですよ!いつでもハッピーです


おじさん「信じられないねえ。うらやましいよ」


朝飯食いながらも仕事の愚痴をこぼすおっさん。


そんなにイヤなら、会社なんか辞めてしまえば良いじゃないですか!

にこやかに厳しい一言を放り込むと、おっさんは黙った。


あのねぇ、一日のスタートを切るための重要な儀式なんだよ、朝食は!


ワシャ、ことさら明るく“マイ・ハッピーライフ”を語ってお引取りいただいた。


当たり前であるが、私にだって辛い事や悲しいことは結構ある。


だけれども、それだけのことじゃん。問題は誰が原因かって言えば自分自身だろ?

俺が悪いかどうかは別にして、俺の問題で悩むのは他ならぬ俺だ。


そもそもこのうすら甘い日本で本当に絶望的に苦しい人間なんて、どれだけ居るっていうんだよ。

たいていのヤツはこのオヤジと同じで“お悩みごっこ”“苦しいふり”だね。


もし本当に苦しかったとしたら、それはそれで良い機会だから命の危険や破滅の危険が無い限り、立ち向かってみれば良いぞ。


そこで脱皮できれば後の人生に光が射そうってなもんだぜ。

マジでヤバイな!と思ったら逃げちゃえばいいんだからさ。


仕事変えて年収下がるのがイヤだって言うのなら、辞めない事を自分自身で選択したってことだろ?


自由に生きているじゃん。誰も強制なんかしていないぜ。


会社辞めて年収下がってたとしても、好きな生き方したいならそうしろって。


自分に実力とリスクをとる勇気があれば、辞めて年収上がる生き方だってあるだろ。


お金はほしいです、勇気と実力はアリマセン、でも好きな生き方したいですって、40代も半ばになってバカなおっさんだぜ。


そうそう、こいつ結婚はしたいけれど好きな事に金を遣いたいんだ、とも抜かしていた。


こいつ、何やらしょぼい趣味の話をしていたが、内容は忘れた。


どうせ金と時間遣うなら、太気とか空手とか剣道とか日本犬とかスイーツとか、そういう高尚な道に志せば良いのに(笑)


つまらん事に銭遣うなら、女の子に飯でもおごれって。


あ、その前にキャバクラでも行って女の子と口利く稽古せにゃいかんな。


こいつも悪いヤツでは無いから志の持ち方次第でハッピーになれるんだがな。


でもこの人、武道も犬もスイーツも苦手みたいだから・・・まぁそんな男は目が無いね♪