我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

生命力と放射能

先ほどブラジルの福島正道支部長より安否を気遣うお電話を頂戴しました。

曰く「こっちの新聞じゃあ、原発の事故で今にも日本全土がダメになるくらいの勢いで書かれているぞ」。

東電の社長が出てこないというのも考えられない、とも。何で一番偉い人が、一番矢面に立って動かないんでしょうね?


まあ、愚痴っていても仕方ないので、我々は何が出来るかを考えて、命を落とされた方の分まで生きて行かねば、と思う次第です。

武道に生きている人間としては、知力と体力と気力をフル稼働させて、自分と周囲の人を護り抜き、生き方の指針を示してゆかなければならない。

大規模な高濃度放射能汚染が起きてしまえば、武道も格闘技も通用しないでしょうが、最悪の事態さえ避けることが出来れば、あとは個人の生命力次第でなんとかなるんじゃないですか?

ラドン温泉にしょっちゅう入っている方なんかは、どんだけマイクロシーベルト被曝しているんでしょうかね(誰か教えてくれませんか)。

バクテリアとかで放射線大好き生命体も存在するようですから、生命体と放射能の関連性の研究はまだまだ未開の領域なのでしょう。

食べ物への影響なんかは、正直どうなんだろうね?合気道家の佐々木将人先生は、第五福竜丸の水爆マグロを払い下げてもらって食べた、という話を聞いたことがある。

仲間にも振舞ったというから、本当ならとんでもねえ爺さんだよな(笑)。

福島の野菜が問題になったら、またぞろクダがテレビカメラの前で食ってくれるかな?

どうせ西日本のほうれん草を食うんだろうけれど、誰かお付の人間買収してさ、そいつが「そ、総理!それは福島産です」なんてフェイントくれて涙目で胃洗浄するクダが全国ネットで恥かいちゃう、なんてのもありだね。

俺はこういう食に関わることはことのほか気にする小心者なんだが、こうなったら生命力を高めて、少々のことは乗り切れるように身体を整えてゆくしかないよな。

おっと、生命力高揚と節電のために夜更かししないようにしないとね。おやすみ〜♪