我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

無事生還!(忘年組手)

ライバル


長い一日でした。さきほど東京での忘年組手&忘年会より戻り、愛犬・大和号と散歩に出掛けてもどったところです。

え〜、今日のタイトルは大袈裟ですか?

でも敢えてこのような物言いをしたのには、訳があります。本日の組手、初戦の相手が身長184センチ・体重も100キロ近いYSさんだったと聞けば、うなずいていただけるかと。単なる巨漢では無く、R山道場で指導員を務めるは柔道も黒帯だわで、とにかく強い。

このような動ける巨漢と170センチたらずの私が、立ち技で戦って大過無く帰宅できたのですから、有体に言って、有難き幸せということで。

そりゃ被弾ゼロ、というわけにはいかないですし、ごちゃごちゃのシバキ合いになりかけたのは反省点です。が、乱戦でも一方的な展開にはならなかったので、まずはOK。

怪獣退治(失礼!)はなりませんでしたが、来年に向けての課題を頂戴したと素直に受け止めます。

二戦目のY練士も180センチを超える長身。懐の深さと的確な足捌きに阻まれて、1分足らずの持ち時間では決定打を放つことが出来ませんでした。

おっと、自分のことばかりしゃべりました。今年の組手会には、弊支部からはM君とK君の2名が参戦しました。M君は3回目の参加です。

東京のベテランEさん及びWさんに対して気後れせずに挑み、終始前に出て自分の組手を展開することが出来ました。元々空手の経験は無いのですが、シンプルな前蹴りを上手に使って間合いをコントロールしながら、顔面に攻撃を加える展開が見られました。

K君は初めての本部稽古ながら、これまた冷静に自分の組手を展開。これからの伸びが期待されます。

稽古後は、もちろん忘年会!とにかく愉快な時を過ごさせて頂きました。忘年会の席上にて、高木塾長から来年の忘年組手の第一試合の発表がありました。

第一試合は、何とM君と山形の“すがっち”。先生曰く「二人の力はほぼ同じ。この一年の支部長の指導如何で勝負は決まる」

ごもっともであります!M君、負けるんじゃねぇぞ!?


【本日の一枚】
来年の忘年組手、注目の第一試合のカード発表!(笑)