我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

本日の稽古

暑さも一段落してきた感じで、大分過ごし易く感じる今日この頃。皆様に於かれましても一段と御精武のこととお慶び申上げます。

・・・なんちて。何にせよ、気候は秋に向っておりますな。

今日の稽古参加者は、いつものM君&Y君コンビ+ウチの嫁。稽古は、立禅から半禅、揺へと展開してゆく導入部について。ここが稽古のスタートとなるので、多少細かめに指導。

それから勾圭試力・平推試力・抜水試力・扶按試力の4つの試力の復習、迎手の腕回し、短刀捕り、そして最後は推手で終了。

短刀捕りは、東京に居た頃は一時期自主稽古で随分やった。先般書いたように、刃物云々ではなく、様々な要素がいっぺんに稽古できるので、これは頻繁にやろうと考えている。

支部塾生二人の取り組みは対照的。休憩時間に何かと質問するのがM君。時には、結構本質を突いた質問がありこちらも勉強になる。で、淡々と“男は黙って”的に取り組むのがY君。

共通しているのは、二人とも非常に熱心であることだ。

稽古終了後は、いつもの通りバイキングで昼食。武道界の危ないネタやら、Y君の“男は黙って2万メートルスイミング”やら濃いネタで盛り上がった。