ヒトの仕組み〜その２
最強論争に発展性を感じられないのは、多くの方が指摘されるように過激なルールの話から武器・兵器が出てきて、最後は極端な話、すなわち「暴○団！」「マフィア！」「特殊部隊！」「某大国の大統領！」「いやいやフ○ーメ▽ソン」・・・となっちゃうんで、まぁあまりお付き合いしたくないな、というのが実感です（笑）。
さて、私は自分のテーマとして体術の実力を徹底して追究して行くつもりではありますが、そのためにはやはり技術と並行して「ヒトの仕組み」への理解を深めたい。そして、その理解の上に立って自身の心技体を練り上げたい、とかんがえるわけです。
ここでは割愛しますが、「ヒトの仕組みを理解する」とは単に解剖学や生理学に詳しくなるということを言っているわけではありません。それらは必要に応じて学べばよい。
心身の本来の機能に基づいた「必然の反応」を一朝事あるときには過不足なく発揮できる自分、それを完成させたいのです。澤井先生が「池に石を放り込まれた時の魚の反応」を例に出して説かれた「気」とはそんな能力を指していると、私は理解しています。
時々「太気拳には意拳の真髄は伝わっていない」という発言を時々耳にします。太気拳サイドでもそれを気にする方がいらっしゃると思いますが、ぶっちゃけ、私に言わせればそんなこたぁどうでもいい。澤井先生のおっしゃるところの「気の力」が体現出来れば武の真髄に迫れる。意拳の真髄がどうとかは単に表現の問題だとおもいます。
そして、この「気の力」は「ヒトの仕組み」に由来する。であれば、武術云々をすっ飛ばしてその極意をダイレクトに学べば良い。そういうものを探しに探して、私はフランクリンメソッドにたどり着いたと、そういうわけです。ちなみにプロトレーニングの参加者の多くが理学療法士やトレーナー、ピラティスやヨガの先生、プロのダンサーといったカラダや動きのプロ。それだけで、いかに広くて深い内容を備えているのかが、お分かりかと思います。
このメソッドそのものは当たり前ですが武術ではありません。ですが、私の武を大きく前進させてくれるとともに、指導能力をも向上させてくれるでしょう。コースはまだまだ序盤戦ですが、大きな手ごたえを感じています。
今回のプロ・トレは来年７月までですが、これを終了するとフランクリンメソッドとして教えることが出来る。こちらの方もお伝えして行こうと考えています。これは太気拳とはまったく別に行いますので、塾生や友人といえども有料です♡
武道を中心に皆さんのカラダとココロ、そして社会に活力と闘魂注入する活動をして行きます。そのためには、まだまだ稽古・鍛練・勉強・工夫を積み上げて行かないとですね♪
太気拳至誠塾栃木支部は、太気至誠拳法（太気拳）を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。また、護身・健身（健康づくり）目的の方の参加もお待ちしております。稽古会場：小山市・栃木市・宇都宮市・上三川町。詳細は：http://taikiken-tochigi.jp/practice/
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＜太気拳とは＞
中国拳法の流れを汲む武術。創始者・澤井健一が立禅と命名した「ただ立つだけ」の独特の鍛練法を核とする。
