朝稽古

奄美大島の豪雨が凄いようですな。

首都圏も雨降りだし休みの間に溜まった仕事もあるので、高田馬場の稽古はパスする。しばらくは出勤前の朝稽古だけで我慢だ。

東京勤務の人ならば、ちょっと空模様を見てから寄る、ということも可能だが、こちらからではチト無理だ。お天気には勝てないよ。

アタリマエだが、大自然の前には人間の営みなんて頼りないものだ。

地球ってのは、それ自体が一個の巨大な生命体なんだろうな。地・水・火・風・空すべてが生命体としての地球の一部だ。もちろん、我々人間もまた然り。

しかしながら我々は普段、自然の一部であることを忘れ自然に背を向けて生活している。まして事務職で都市生活者となれば、生命体としては“奇形”と断じても良い存在となる。

朝稽古だけで我慢、と書いたが、朝起きて公園で稽古が出来るというだけで有難い事。

だって、活動を始めるべく動き出した生命体の気に存分に触れることが出来るからね。

自宅のある小山ほどではないが、赴任先の平塚でもそこそこ緑地や公園がある。朝の空気を吸い込んで鳥たちのさえずりや、木々のざわめきを聞きながら組む立禅は値千金。

以前にも何度か書いてるが、朝はひたすら内功と基本動作を練る。パワーとスピードの稽古は行わない。それでも稽古が終わると神経が鋭敏になり、力が漲ってくる。

自宅近くの公園は木がたくさんあるので、多少の雨ならば稽古できるのがうれしい。

人も動物だから、夜はそこそこの時間で寝て、朝は日の出とともに起きるのが正しい。

明日も朝稽古だ。そろそろ寝るとするか。おやすみ〜♪

P.S. 至誠塾のＨＰを読んでいたら、びっくり。デンカ（殿下）ことＫさんの日誌で私の昇段について書かれています。過分なお褒めを賜りました。新手のほめ殺しでしょうか・・・
記事URL：http://blog.livedoor.jp/taikiken_shiseijuku-chindotyu/archives/1318489.html