我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

ある稽古のこと

昔、親父から習ったある稽古を今になって急に再開したくなった。しかし、手順すら忘れてしまっているではないか!

父は身体を壊してすでに武術を出来る状態ではないし、そういう気力すらないだろう。“それ”を習えるところは巷には無い。

今にして思えば20歳代のときにしっかり父に学んでいればよかったのではあるが・・・。当時は反発していたからな。

フィーリングは覚えている。ある意味、というか凄く太気拳の練り上げ方に似ているからね。

違うのは独自の手順と道具が要ること。その道具とて市販では絶対に入手できない。

まぁ、それとはなしに心に留めておこう。そうすればそのうちに繋がるだろう。