我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

殿下の十人組手

昨日の高田馬場での稽古の後、O君から“デンカ”ことKさんの10人組手のDVDを頂く。

デンカはHPの日誌も書いている。十人組手のことももちろん本人の筆で記していますので、興味ある方はご一読を。


デンカの日誌:http://blog.livedoor.jp/taikiken_shiseijuku-chindotyu/archives/429492.html


Kさんのペンネームの由来は、私の一言にある。本人は否定するが、彼は皇族なのだ。あの高貴さは庶民からは出てこない。

私はそれを見抜き、Kさんを殿下と呼ばせて頂いている。

したがい殿下は御自ら十人組手をなさる立場ではなく、その御前に立ちはだかる者に対しては、本来であれば私が武人として、御盾と立つべきである。

しかしながら、その広大無辺なる大御心を以って自ら民の前に立ちその武威を示されたわけで、お相手を務めた者はその意を汲み、礼を失する振る舞いなどあってはならない。

そのような視点から殿下のお立合いを拝見したところ、お相手を務めたものの中には、お顔をつかむ、蹴るなどの不適切な振る舞いが散見されたことはきわめて遺憾であった。

その者たちの顔は覚えた。いずれ我が手によって成敗してくれようと、ヒトリゴチタことである。


註)今回の日誌は、筆者の心象風景を面白おかしく伝えることを目的としてデフォルメしたものであります