我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

毎週日曜日は太気拳至誠塾小山支部の定例稽古。

攻防一体?


今日も県内在住のY氏に参加いただき、有意義な稽古とすることが出来た。

立禅・揺・練などの単独稽古から始まり、前回同様ミット打ちをさまざまなパターンで行う。今回は素手とパンチンググローブ使用の2パターン。

拳法でのグラブ使用には色々な意見があると思うが、小生、薄いパンチンググローブ程度なら「あり」と考える。ミット打ちは当て勘やバランスの稽古としてやっているので、肩の力を抜くことが重要だ。

ミットはボクシング用品ゆえ、グラブ着用を前提として作られている。よって、素手で叩くには手に馴染みにくい素材のものもある。それに対抗(?)するゆえか、回数打つと腕や肩に力みを生じることがある。

券の握りは素手のミット打ちを疲れない程度の回数やるか、サンドバッグや立木打ちなどで補うのが良いだろう。

ミット打ちの後は袋竹刀。これも、目や神経を慣らしながら体捌きを練るにはいい稽古方法だ。これらを交互に繰り返し、休憩もこまめに挟んで終了。

お互い、次回の稽古への課題を持ち帰ることが出来る、実のある時間とすることが出来たと思う