我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

日曜稽古会(6/14)

棍法(5/3合同稽古会)



本日日曜日は支部の稽古会の日。今週は前日が休みであったので出発前に朝稽古も出来たし、体力的には余裕を持って稽古会が出来た。

今月の日曜稽古は屋内施設であるため、床にて柔軟運動が出来るのがうれしい。昨日のブログに書いたように、私は柔軟運動に多少時間を割いている。

最近、あるボディワークの先生に「無理に身体を伸ばすというよりは、関節があるべき通り道をスムーズに滑ることが大事」と教わった。たしかにかなり多くの人が柔軟運動で身体をゆがませているように思える。その点を留意して、可動域を広げると言うよりは身体を整えるような運動を心掛けている。

身体を整えてから立禅・揺・這・練を一通り行い、骨盤力を意識した歩法での練、その練を意識した上段の空間制御・・・と進め、最後はミット打ちを色々なバリエーションで行う。

近頃では稽古生のレベルが上がって来たので、ミット打ちも受け側の稽古にもなるような持ち方を指示する。皆、上手にこなしている。これは昨年辺りではちょっと難しい稽古であったと思うが、新人のK君もそれなりにこなしているようだ。

私が東京にいた頃の稽古については先日触れたのだが、稽古に来る人が増えると、色々なタイプと稽古が出来るようになる。それがお互いの稽古を高めてくれるきっかけになっているようだ。

一通り稽古を終えて施設の外に出ると、M君が有志と残って外で稽古するという。やる気満々である。私が居ると「有志との稽古」にならないだろうから、早々に退散することに。

きっと有意義な稽古となっていることでしょう。