アドラー心理学オンライン講座を終えて
He will always have great difficulties unless his shyness is corrected, for in our culture things are so established that only courageous persons get good results and the advantage of life.
内気なままでは、ずっと生きづらさを味わうことになる。私たちが暮らすこの社会では、勇気のある人だけがいい結果を出し、いい人生を送ることができるようになっているからだ。（アルフレッド・アドラー 『生きるために大切なこと』 原題: The Science of Living 所収）
昨日、2/26から始まった鈴木稔先生のアドラー心理学オンライン講座の最終講（12回目）がありました。
2014年の年明けに鈴木先生からお声がけを頂き、武道の関係でご交誼いただくことになり、それがキッカケとなってアドラー心理学というものの存在を知ることとなった。
近年のブームとも言える流れが始まる、直前くらいだったように覚えている。
最初はむしろ鈴木先生の思考とか行動の方に興味があって、その土台となっているアドラー心理学や立腰教育、修身、武道・武士道、といったファクターに触れることとなる（武道・武士道については、共有のテーマであるが）。
これまでも書籍で学んだり単発の講義に参加したりしたことはあるものの、自分の武道の活動もあって、アドラー心理学について一定の期間をとって教えていただく、という機会は長いお付き合いの中で、実は今回が初めてことだった。
武道と同様に、書籍や動画でも学べるものはある程度あるのだが、やはり、指導者について学ぶというのは、一味も二味も、ちがう。長年に亘り体系的に学び実践して来られた方から学ぶ大切さと、有り難さを改めて感じた。
学んだことを復習して知識としての定着を図るとともに、日々の生活で実践して行かねば！と痛感する。
今回の講座に参加して学んだことは多々あるが、、、
自分の中で子どもの頃から大きなテーマであった「勇気」というものがどのように醸成され、また、不幸にしてそれが挫かれるケースがあること、そして、どうすれば健全な勇気が育つのか？ということを学ばせて頂いたことが、自分には一番大きかったかな、と感じている。
人生をすでに半分生きてしまった私であるが、残りの人生、常に「今が一番若い」のだということを念頭に置いて、学び実践していこう。
太氣拳尚武館は、太氣至誠拳法（通称・太氣拳）を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。また、護身・健身（健康づくり）目的の方の参加もお待ちしております。稽古会場：小山市・栃木市・宇都宮市・上三川町。神戸市（支部）詳細は：http://taikiken-tochigi.jp/practice/
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＜太氣拳とは＞
中国拳法の流れを汲む武術。創始者・澤井健一が立禅と命名した「ただ立つだけ」の独特の鍛練法を核とする。
