命を磨く
本日は午前中いっぱい基本中心の稽古を行い、午後から“山籠もり”の講義内容の復習会を家内と行いました。夕方は、心身機能向上のトレーニングを実施しました。
復習会は、山籠もりにて気功の大家・星野先生に教示頂いた際の講義資料＆メモの読み合わせです。お互い心に引っ掛かった個所や理解の異なる部分を摺合せし、また、理解があいまいな部分の洗い出しを実施。早いうちに復習していましたので、確認すべきポイントの洗い出しがきちんと出来たのがよかったです。
立禅（站椿功）を武術の鍛練として行う時と、養生功として行う時には概ね同じです。しかしながら、子細に検討すると留意すべき項目があるので、健身を重視する、もしくは、体力がやや低い・高齢である、といった学習者に対しては臨機応変な指導が必要であると再認識しました。この点は、高木先生にもご指摘を頂いたことでしたが、自分自身が体力面で全く不安がないために、見落としていましたね・・・。
日本武道でも立禅と同様の稽古を行った例を見聞しますが、武的にも健身の面でも大きな効果がある素晴らしい鍛練法です。命を磨いてくれる稽古方法ですね！私は機中泊以外で休んだことは、インフルエンザに罹った際に1〜2回くらいですね（ちなみに機中泊となる際は、「坐功」を行っています）。
世の中、いわゆる「勝ち組」になるべく寝食を惜しんで仕事に没頭する方が多くおられますが、私には幻想を追いかけているようにしか見えませんね。人生の根本である「生命」を充実させないで成功ってあり得るんですかね？いわゆる能力開発ってやつも、「生を養う」こと抜きに考えられないんじゃないでしょうか？？
明日もまた、命を磨いて行こうと思います。
太気拳至誠塾栃木支部は、太気至誠拳法（太気拳）を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。また、護身・健身（健康づくり）目的の方の参加もお待ちしております。稽古会場：小山市・栃木市・宇都宮市・上三川町。詳細は：http://taikiken-tochigi.jp/practice/
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＜太気拳とは＞
中国拳法の流れを汲む武術。創始者・澤井健一が立禅と命名した「ただ立つだけ」の独特の鍛練法を核とする。
