我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

読んで哭け!

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(増田俊也著、新潮社)を読了。


57年前の今日、最強柔道家木村政彦力道山との“昭和の巌流島”が行われた。


恐らく木村氏の輝かしい格闘技人生でたった一度の“あやまち”であろうこの出来事(プロレスは格闘技ではないのだが)を切っ掛けに、氏は時代に翻弄されて行く。


男なら、これを読んで哭け!



人生は一度きりなんだけれど、もし、生まれ変わることがあったら、あるいは今から18歳くらいに戻れるのなら、北大か九大受験して、高専柔道の流れを汲む七帝大柔道をやりたいな〜。

そしてもし、さらにもう一回生まれ変われるのであれば、戦前の武専で剣道をやりたい!

もちろん、いずれにしてもその後太気拳に出会うことは間違いないだろうけれど。