我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

2011年度忘年組手

本日、柴又の本部道場で開催された2011年度の忘年組手に参加しました。

小山からの参加者は、私を入れて5名(うち一人は見学のみ)。

各自2回の組手を行い無事、終了。支部塾生は普段の稽古をきちんと出しきり、臆さずに立ち合えたので良かった。


M君は山形の星・スガッチとの熱い戦いを、そして今年練士になられたWさんとは落ち着いて胸を借りて立ち合えた。

Fさんは初戦はやや戸惑いがあったものの、第二戦は格上のY氏を相手に堂々と渡り合う健闘を見せた。

K君は例年通りまったく緊張しないで淡々と立ち合う。このK君は小山で一番肚が据わっている。ちょっと詳細は書けないのだが、私の目の前でさる“大物”に150キロのド直球を投げ込む大技を披露して、周囲を驚かせたくらいであるから、組手くらいでビビるタマではない(笑)。


さて。
私自身も鋭い蹴り技と積極的なファイトを身上とするTさん、巨漢のYさんにお相手頂きました。

自分なりの対応は出来たように思える。

・・・が、リーチに勝る相手に対して、引き寄せての身体を張った乱戦に頼りすぎた感があるな。

今は気持ちを前に出して先を掛けるけれど、今後は段々と質を変えて行かねばならんな。

DVDが出来たら、いろいろな角度からテーマが見つかりそうだの。


組手の後は大掃除をして忘年会。各テーブルで、いろいろな話題が飛び出し、盛り上がっていました。

みなさん、お疲れさまでした。よいお年を!