我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

一里塚に向かって

今日から6月。太気拳至誠塾に入門したのが2000年前6月でしたから、9年経ったと言うことになります。10年ひと昔といいますが、あと1年です。

10年で完成だとか集大成であるとかは全然思っていませんが、ひとつの節目、一里塚であることには変わりはありません。自分がイメージしていた太気歴10年の実力に近づけるべく、日々の稽古を積んで行きます。

自分の環境の中で出来ることはやって来た、という自負はあります。10年経った自分がどのような位置に立って居るのか、それを確認するのが楽しみです。

ここしばらく怪我で稽古量がやや少なめでしたが、逆に普段見落としている部位の強化を図っています。闘志は漲っています。脚が完治したら、徐々に「鞭を入れて行く」つもりです。