我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

ひと昔

今日から6月です。太気拳至誠塾に入門して、ちょうど10年が経過しました。

高木塾長にお電話させていただき、入門したい旨をお伝えしたのが、10年前の6月1日。そして、面談と初めての稽古参加は二日後の6月3日(土)でした。

あっと言う間でしたが、色々なことがありました。私ほど、至誠塾での“武活動”を楽しませてもらった人間は居ないんじゃないかな、と思っています(みんなそう思っていたりしてね)。

アフリカに出張していた3ヶ月を除いて、毎月稽古に参加させて頂きました。恐らく年収に占める“太気係数”はかなり高いはずです。恐ろしくて計算できませんが。

支部も持たせていただき、自分の稽古が自分のためだけのものではなくなりました。どんなに忙しかろうが、自分の生徒のためには絶対に日々の稽古をサボることが出来ない。

この追い詰められた感じが良いですね。最高です。

おっと、ここで恐ろしいことに気がつきましたよ。私と塾長の年齢差は14年。・・・ということは、あとたった4年で、私は初めてお会いした当時の高木先生の年齢に達するっちゅうことじゃないですか!!

おいおい、悠長に仕事やっている場合じゃねえだろ。誰か俺の代わりに働いてくれんか?

そしたら俺、先生に一歩でも近づくために毎日稽古と犬と食に専念するからさ。だめ??

さて、明日からまた10年、頑張るぞよ。