我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

日曜稽古会

本日の稽古会は先週同様、県南体育館柔道場にて10:30より開始。先々週体験入門に来られたAさんが、本日より正式に入会される。

これで入会者は6人目。とは言え、本日は色々都合があって休みの人が多く、M君とAさん、そして私の三人での稽古。

Aさんは基本的に毎週は難しいかも、とのこと。また、初回でもあるのでたくさん体を動かす、というより動きのチェックと解説を多めにする。

まずは立禅の前に、体の動かし方とバランスの基本を稽古し、ボディーワーク的なエクササイズを行う。それを前提にごく短めに立禅を行い、動きの稽古に。

揺(ゆり)と力の出し方の基本から始まり、歩法各種を。M君は経験8ヶ月とは言え、日に日に太気拳らしい動きになって来ている。

Aさんも他団体にて主催する太気拳の講習に参加した経験があり、こちらの意図はある程度分かってくれる。

小休止の後、歩法を伴う正拳突き、そして推手をやって一旦シメ。掃除をやって引き渡した後、駐車場脇の空き地にてミット打ちを少々。そして昼食。

「焦らずじっくりやります」とは言うものの、Aさんは太気拳に期待するところが大きい様子。

何しろ支部塾生の疑問に答え、稽古の道筋と太気拳の楽しさを提示するのが私の役目。そのためには、一層の稽古と考究を重ねる以外ない。頑張らんとな。