審査会・講習会・忘年会
本日は、午前中に少年部(護身空手道)は審査会を、太氣拳は午後から審査会・講習会、ならびに忘年会を執り行いました。
普段の稽古で「この人は大体これくらいのレベルかな」というのはある程度分かっていますが、稽古では参加者を伸ばすこと、そして私が体現し得るレベルをライブで伝えることに集中しているため、やはり習得度の細かいチェックは、別途、場を設けて行うようにしています。
<尚武館護身空手道 審査項目>
- 帯の結び方(素早く正確に、端正に)
- 礼式
- その場基本
- 移動基本
- 型
- ミットと組手
<太氣拳尚武館 冬季審査会>
- 立禅(りつぜん)・揺(ゆり)・這(はい)
島村および古参道場生より、フィードバック
- 摩擦歩・試力を二人組で行い、力と動線の検証
都度、島村・古参によるフィードバック
- 練(内回し・外回し・両手回しなど)
同様に、フィードバック
<太氣拳尚武館 冬季講習会>
太氣拳の審査では、古参道場生にアシスタント参加していただきました。力の検証や対練において受審者と組んで、都度アドバイス・フィードバックをおこなってもらいました。
どんな人間でも、かならず認知のゆがみや認知バイアスが存在する。私一人がフィードバックするよりも、同じことでも違う角度からコメントする人がいることで、腑に落ちる可能性が高まる。
また、アシスタントをつとめる稽古生も、あいまいな理解では的確なアドバイスが出来ないので、心身をフル稼働させねばならない。そういう意味で、双方向性の学びが出来たかと思います。
審査を終えて小休止の後、講習会を行いました。今年は「太氣拳の源流を探る」という大上段に振りかぶったテーマを掲げましたが、太氣拳⇒意拳⇒形意拳と遡(さかのぼ)り、心意内功の流れをくむ功法の概念を、太氣拳的に解読を試みました。
審査・講習と4時間弱ほど濃厚な時間をお過ごしいただき、忘年会に突入。ある意味、講習会以上に濃厚なネタがザクザク出ていましたね(笑)。
何はともあれ、大過なく一年を終えられそうでありがたいことだと思います。皆さんのご協力の賜物と感謝申し上げます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
太氣拳尚武館は、太氣至誠拳法(通称・太氣拳)を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。また、護身・健身(健康づくり)目的の方の参加もお待ちしております。稽古会場:小山市・栃木市・宇都宮市・上三川町。神戸市(支部)詳細は:http://taikiken-tochigi.jp/practice/
太氣拳DVD教材について(カート機能):http://taikidaikokudo.cart.fc2.com/
<太氣拳とは>
中国拳法の流れを汲む武術。創始者・澤井健一が立禅と命名した「ただ立つだけ」の独特の鍛練法を核とする。
☆太氣拳とは(詳細版):http://taikiken-tochigi.jp/taikiken/
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