太気拳日仏合同合宿 in World Heritage

6/26（金）
この日は私がよみうりカルチャー講師の日であるため、太気拳Francaisはセルフおもてなし。アラン先生を団長に、一路東京へ。カルチャーから帰ると呼び出しがあり、フランスチームに合流して夕食をお呼ばれ。比較的平和な一日でした。帰宅後、配布用の合宿進行表の作成をしていないことに気付き、あわてて作成。

6/27（土）
朝の立禅と犬散歩を済ませて、6:30にフランスチームをピックアップ。一路日光へ。フランスからの来日組に加えて、アラン先生が日本に滞在されていた時のお弟子さんが合流。日本企業で働くベンジャミンさんと、海上保安庁勤務の谷山さん。日本を離れて何年も経つのに、その時のお弟子さんと良好な関係を保つというのは、人間力のなせるわざだと感じ入る。
稽古開始1時間前に会場の東照宮武徳殿に到着。東京から参加の皆さんも、遅れずに到着して、まずは一安心。戦後剣道復活の地として武道史に名を刻む由緒ある道場での稽古。日仏武道交流という意味ではまたとない機会です。感慨にふけっていると産経新聞社の方が。太気拳の来歴と現在の活動、フランス誠心舘道場との交流のきっかけなど、丁寧な取材をしてくださいました。
午前の稽古は10:00〜12:00。立禅（りつぜん）・這（はい）・練（ねり）・打拳（だけん）などの単独動作を一通りこなし、二人組での相対練習を行う。記者さんは、相対練習の途中まで取材されて帰社。シメはミット打ちで動的バランスと間合いをチェック。午後は、アラン先生と前橋から参加の大村支部長に交代で担当していただき、最後は相対練習で終了。意識の高い仲間と最高の道場で、密度の濃い稽古をおこなっていい汗かきました。最幸です！！

宿舎に帰って、18:00から食事。この宿の食事は美味い！！栄養価もあって力が出ます！！19:30からフランスチームへの歓迎会を兼ねた懇親会開始です。友人の小松原姉妹、そして家内の３名で歌舞楽曲を披露。お琴⇒舞⇒八木節という流れでまとめてくれました。

誠心舘の最強女性拳士・アントニアさんには、着付けの免状を持つ小松原（姉）さんが見事に着付けしてあげました。感謝！

このアントニアさん、太気拳歴は４年ほどですが歩法と間合い感覚に優れており、男でも並みの空手初・弐段レベルではまったく太刀打ちできない強さと上手さがあります。太気拳と日本文化が大好きで、香取神道流剣術まで習得されている由。アトラクションは３０分ほどでしたが、大いに盛り上がりました。

6/28（日）
五時半起床。６時から霧降の滝観瀑台で立禅会。天気予報に反して晴天なり！この時間は観光客が居ないので、ゆったりと立禅を愉しんで来られました。

朝食後、9:30〜12:30まで午前の稽古。前日にかなりきつい稽古をしたし、怪我を押して参加しているメンバーもいるのでコンディショニングを入念に行って稽古スタート。この日もアラン先生に１時間ほどご指導いただきました。

私もやったことがない稽古を紹介して頂き、太気拳をまた違った切り口で観ることが出来ました。たしかに同じ原理の稽古なのですが、表現が変わると自分の心身の練り上がっていない場所がわかる。技芸の上達には、こういう経験が大事なんです。二日目は軽く行こうと言いましたが、最後の相対練習はしっかりと負荷を掛けさせて頂きました♪何はともあれ、皆さんのご協力のお陰をもちまして、良い合宿が出来ました。感謝であります！！

前日取材に来て下さった産経新聞はさっそくこの日に記事を掲載してくださいました。大々的に扱って頂き、しかも良くまとまった内容の記事を掲載頂きありがとうございます！！

はやくも来年の合宿への参加を表明している海外拳士が居ますので、次回はさらに大々的に開催することとなります。当道場もさらに多くの方々に集って頂き、交流の輪を広げて行きたいと考えています。気を緩めず顔晴りますよ！！ヽ(^。^)ノ
（つづく）

太気拳至誠塾栃木支部は、太気至誠拳法（太気拳）を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。また、護身・健身（健康づくり）目的の方の参加もお待ちしております。稽古会場：小山市・栃木市・宇都宮市・上三川町。詳細は：http://taikiken-tochigi.jp/practice/
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