ジャズクルーズにて
先日、宇都宮で開催されたジャズクルーズに家内と出かけて来ました。
私はジャズに特別興味もないし造詣など欠片も持ち合わせていないのですが、家内がジャズが大好きなのでお付き合いです。
また、こういうところに集まる方々は上質な大人の方が多いので、私も見聞と感性を育てるのには良い機会だと考えています。
何軒かジャズを売りにする飲食店を廻らせていただきました。
ひとつ気になったのはあるお店で見かけた、いかにもサラリーマン風のバンドの方々。
素人の私が言うのもなんですが・・・演奏が硬いな、と。ジャズは当意即妙の即興性が大事と思うのですが、どうも、ボーカルとのセッションでは息が合いません。
とくにいかにも課長さん風の○◎担当の方。打ち合わせに無い入り方をするなと、ボーカルに注文をつけていらっしゃいます（汗）。
この様子、ある武道の三代目の有様とよく似ています！よくよく見ると、髪形や風貌にも共通点が。
その三代目も演武で相方が打ち合わせ以外の技を出すと、ババ怒りされるそうです。創始者は当意即妙・千変万化の動きで勇名を馳せた方なのですが・・・。
課長！君は遊びが足りていない！夜の街の作法を、俺が叩き込んでやろうか？
まぁ、課長のおごりで俺と二ヶ月も出稽古繰り返せば、演奏が変わるよ♪
一方的に自分の想いだけぶつけりゃ良いってもんじゃないだろうに。
人前に立つ以上、臨機応変・当意即妙・千変万化を旨とせにゃイカンだろ。俺たちの世界（武術）なら、居付いた瞬間秒殺されちゃうよ。
さて、その後は名店ルシファーで高橋幹夫さんのドラムを聞いて口直ししましたよ。ド素人の私も楽しく良い空気を吸わせていただきました。
私の組手も高橋さんのドラムのように居付き無く自然でありたいね。
（右端の方が高橋さん）
高橋さんはアメリカに１５年も滞在して現地でドラム叩いていたんですと。言葉の通じない国で、プロの世界で修羅場をくぐり抜けてきたわけで、そういうひとは居付きが無いですよ、当然！
こういうかっこよい親父がいると勇気付けられるね！俺も頑張るぞ！
太気拳至誠塾栃木県小山支部は、太気拳を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。
