我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

遊び心

研修は無事終了。まる一日の講習が2日続けてだったので、太気拳の稽古自体は少なくなってしまったけれど、とても有意義でした。


終了後、新宿で但馬屋珈琲に寄り道。おねーさんが「(私の着ていた)ドラゴン柄のシャツ、似合っていますね」と竜を描いた九谷焼カップで淹れてくれました。

たまたまドラゴン柄しか乾いていなかっただけで、私自身、今日の柄なんぞ気にはしていなかったんだが。

良いお店の店員さんって、もてなし心とか洒落心があって、ほっとするね。こういうのって、観察力とサービス精神がないと出来ないよね。

大手チェーン店の店員って、教科書どおりの対応は出来ても、こういう遊び心はないよな。

まあ、大手は一定の居心地とお気軽プライスがあれば良いんで、コンセプトが違う。私自身、スタバやタリーズなどのチェーン店も好きですよ。


ただやっぱりね、「おもてなしの心」「遊び心」はこだわりの個人経営店にはかなわんね。


ウチの稽古会も、こういうトーンで行きたいね。稽古のメニューは参加者を見て決める「シェフの気まぐれサラダ」みたいな感じで。

会社ではいかに私でも、個人の小さな権限の中で「処理」して行くしかない。

太気拳の稽古くらいは、遊び心で行きますよ。