我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

邁進

昔、稽古でご一緒していた方で、道場を開いて武道のプロになった人が知っているだけで3名いる。

今は全く交流が無いのだが、益々ご健勝で自分の道に邁進されていることを知って、とても嬉しく思っている。

私自身、一本で飯が食えるのなら武道専従でやりたい気持ちはある。


この手の話を人にすると大抵は「武道だけで食うのは無理」としたり顔で言われる。

あのねぇ・・・昨日今日稽古を始めたような人間が事情通ぶるなってーの。ワシャ言われなくたって、それが非常に難しいことくらい判っているんだよ。


武歴も稽古量も人脈も、そして肝心の技量も・・・武術に関して全て私の下に居るような人間がアドバイスするなって!


まぁ飯が食えてナンボだってのは事実だから、ゆっくりやる。稽古はいそいそ目一杯やりながら、チャンスは慌てずに探す。

専業になる成らないは、運やいろいろな要因がからむけれど、武道人として邁進する気持ちは、10代のころからいつも持ち続けている。

武道人として稽古と日常生活に真っ直ぐに取り組みたいね。