我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

ベクトル合わせ

朝稽古の後、間々田にある本家のお墓にお参り。諸事情により、本家の方は何年も前に栃木の地を去ることになってしまい、3年半前に栃木に越してきた私が墓の掃除やらお参りだけは行っている。

本当なら、お寺さんとの関係についても色々と確認したり、また、墓石の修理やらなにやらやっておいたほうが良いこともあるのだが・・・、残念なことに私には余っている金がない。金にはまったく困って居ないのだが、同時に、まったく余っても居ない(苦笑)。

帰宅すると、次週の祖母の33回忌の件で実家から連絡が。こちらについても、物心両面で色々と準備をせねばならない。当家の親類(父方)はこういうことは非常にうるさい。

先般別件の法事で無調法をかましており、親類を大激怒させているだけに、今回は要注意だ。なにしろ施主である父は、身体の自由が利かない。ここは長男たる私が、しっかりせねばならんところではある。

九州にいる妹の義父も余命幾許もない状況であり、妹はそちらで看病に当たっている。場合によっては33回忌と義父の不幸が重なることもあり得るのだとか。その際は、父は弟に任せて私が九州に行くことになるだろう。

そんな話を母としていた。33回忌が終わるまでは、気が抜けそうにない。妹の義父の件もあるのだが、こちらは残念ながら、私が何か出来るわけではない。

一方で、仕事の方でも色々とある。夕方、知人宅より帰宅した家内とミーティング。しばらく公私ともに忙しく成りそうなので、その辺りを理解・協力してもらうよう依頼する。

家庭内でのベクトル合わせは大事。これさえやっておけば、簡単な指示や依頼でことが足りる。これをやらないでキーワードや要望だけ言っても、意図が伝わらず、お互いに不愉快になるだけだからね。