我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

勘違い君

あくびが出ちゃう


私の“武術週間”も後半に入りました。今朝は散歩とコンディショニングの後、充実の朝稽古でスタート。今日は試力をやや多めに行う。

少し疲れが溜まっていることを感じたので、稽古後は時間を掛けて身体を緩め、自宅にてゆっくりと風呂に浸かる。極楽!

妻子を連れて「鳥の店いっちょう」で昼食。昼食後、お盆の時期に修繕で助けて頂いたイシカワクラシカルホームさんにささやかな富山土産をお持ちして、遅まきながらお礼を。

ちなみにお兄さんは不動産会社イシカワリアルエステートを経営されている。御兄弟で良心的な経営をされており、拙宅の購入時にはお二方には大変お世話になりました。

人間、お世話になったことを忘れては絶対に駄目ですね。

帰宅後はしばし仮眠。いいところで他流の武術をやる友人から連絡が。電話口で大いに憤慨しているので、話を聞いてみる。彼の後輩が酒席で師匠に技術的な指摘をされたのだが、「そんな基本的なことはとっくに知っているし、出来て居ますよ」という趣旨の反論をしたのだとか。

よくよく聞くと、その後輩って一応私が知っている奴。“鼻から牛乳”であります。こいつ(←後輩君)、オタクタイプの落第生なんですが、勘違いと自己愛の権化なのです。

この先生が後輩の発言を一笑に付し、ニコニコ笑って嫌味を返しただけなので、血の気の多い彼も、自分が出る幕では無いと考えて黙っていた由。ただ、稽古の際に身体で教える」と凄い勢いで、なだめるのに苦労しました(ナンデオレガ??)。

所帯が大きくなるとこういうヤツ出てくるんでしょうか?そもそも師匠って“ダメ出し”して頂くために居る、というのが私の理解なのですが。出来ている、と思った時点でその人の伸びは止まる。

師匠の御指導にいちいち反論する奴って何がしたいんでしょう?稽古で師匠に手直しやご指摘を頂戴したら「アリガタキ シアワセ!」ではないでしょうか。こういう奴って、師に指導を仰ぐのではなく、自分の正しさを披露するために道場に来ているのかな??師匠を越えたと思っているのかな?今度、聞いてみよう!

だったら、テメエで一流一派を開けば良いんですよ。よし、今度進言してみよう。

もちろん開いた暁には、俺と友人とで胸を借りに行きます。師匠越えを果たした技を、是非、身を以て体験したいし。全力でぶつかりますよ!!

友人の怒りに付き合って疲れたので二度寝。起きたら夕方。剣道の支度をしようとしたら、竹刀のツバが無い。娘が勝手に学校の稽古で使ったとか。

剣道は道具がひとつでも欠けたら、道場での合同稽古は出来ない。娘の不始末を責めるが、仕方がない。疲れも溜まったことだし、ステーキを食いに行って気を収めました。

おっと、こんな時刻だ。ワシャ寝る。明日は頑張るぞ!