我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

サラリーマンとビジネスマン

昨日滑り込みアウトとなった仕事ですが、周囲の手を借りまくって、なんとか本日中に終了させました。とりあえず一息です。嬉しいっす。

明日の夕方はお客様をお迎えするので、翌日木曜は年休を行使します。なんだか年休取ってばかりみたいに思われがちですが、その通りです(笑)。文句あるやつは前へ出ろ!話は格技場で聞くから!(by 佐藤嘉道先生)。

まぁ、会社では出世はしないな。当たり前です。会社員としての私は、武術の世界で例えれば、健全でまじめな道場生、というレベル。お荷物では無いし、それなりに色々な場面で役に立ちますが、あくまで道場生。いわゆる“弟子”ではない。

一を聴いて十を知るレベルでなければ、弟子とは言えないでしょう。たとえ何年稽古していてもね。いつまでも手取り足取りの指示待ち族では、弟子たりえない。でもまぁ、健全な道場生という関わり方が、平均的な稽古生の立ち位置です。それでいいんです。

会社員でも同じ。ビジネスマンは一を聴いて十を知り、どんどん先手を取って仕事のスケジュールを廻して行き、自己実現につなげる。そういう意味では、ワシャ、ビジネスマンではなくサラリーマンだ。会社の中での自己実現は特に考えていません。これでいいのだ!

武術の世界ではどうかって?高木先生率いる至誠塾の名前で、小なりと言えども太気拳の看板出しているわけですから、“平社員”じゃあまずいでしょう(笑)。

こっちの世界ではどんどん自己実現して行くつもりです。