我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

武縁に恵まれて〜その1(荒ぶる魂)

男は力だ!(@東京牛丼)


いよいよ大阪支部での指導日です。前日実家で魚と海藻・野菜中心の夕食を摂り、3本ある真剣で素振りを行って、気力を充実させて現地入りしました。

時間があったので、家内の実家=お好み焼屋さんで昼食を摂って義弟と談笑。義弟は体重100キロ超のトレイニーで、私より二回りほど太い腕をしている。なぜ私の周囲にはこういう人達が多いのだろうか??

腹も落ち着いたので、大阪城公園の稽古場所に。稽古開始より2時間ほど前であったが、富山支部長の小島氏がすでに着いている。二人で稽古する約束だったからね。

理由は省くけれど、立ち合いっつうか組手っつうか、ま、二人でいきなり始まってしまいました。組討やグラウンドを含めてかなり激しくやり合いました。猪木・アリ状態にも何度となく成ったな。

怪我も・・・私はせっかく治った足の親指の内出血・・・特にはなく・・・小島氏は背中のへこみ・・・いや、まぁ、そーゆーわけで。なによりも通報されなくて良かった。我々二人の人相が良かったからかね〜。

で、いい加減、息が上がったところで仲良く洗い場に行き、泥落とし。げ!坊さん、水飲み場の蛇口を上に向けてウォシュレットにしてやがる!!

「すみません!ケ●の谷間に砂が入って来たもんで」僧侶と言えど、シモは剃っていない事が判明しました!ところでさ、あすこはたしか、高木先生の水飲み場ではないか???

小島君!不敬罪で逮捕する!

・・・ってなことをやっているうちに三々五々に稽古生が集まり、立禅や準備運動を始め、19時より稽古開始。単独で練りや打拳を行ってもらい、身体がこなれたところで、二人組で簡単な攻防練習、そして推手を行い、終了。

身法の細かい解説は普段受けていることと考え、この日は解説を少なめにして、「技」の稽古に終始しました。あれでよかったのかな??

半数以上は初めて会う方たちでした。顔見知りの方達は、おしなべて上達している感がありました。さすがですな。

稽古後の飲み会では与太話が多かったかな?次は少し真面目な話もしましょう(覚えていたら、ですけれどね)。

新大阪のホテルに戻り、小島氏、Kさん、S先輩と4時半近くまで語り明かしました。KさんとS先輩は、富山と小山の乱暴者に辛抱強くお付き合いいただき感謝に堪えません。ありがとうございました!!