我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

ぶどう糖

ぶどう糖!



職場で長期のお休みになる方が一人出ました。心身の調子がかみ合わず、非常に辛いのだとか・・・。心が風邪をひいてしまったのですね。お仕事は私が引き継ぎました。復帰されるまで、お預かりします。安心して休んで来てね。

わが社は残業規制で定時上がりが原則ですが、何もそれは暇であることを意味しているわけではないのです。却って大変な側面もある。何が何でも定時で終わらせないと、どんどん“借金”が残るわけです。使える工数は限られている。

そんな中で、たまたま色々なことが重なってしまい、身動きがとれない。困ったもんです。業務の効率化・取捨選択を行う必要がある。

それでも、“残業青天井”よりは良い。工数が限られて居れば、ツマラナイ業務の押し付けはそれを理由に回避できる場合がある。予算も時間もあまり潤沢にあり過ぎても、良いものは生まれない。工夫をしなくなりますから。

思い起こせば高校時代、「朝がつらい」という理由でクラスで一番最初にガッコを辞めちまった野郎は、確かガッコから徒歩5分のところに住んでいたな。朝がつらいのは麻雀のせいだとか。

こちとらは、空手の稽古から帰ってきて飯を食ったら22時就寝。朝は3時起床、読書と朝稽古と犬の散歩済ませて学校に行っていたんだが・・・。当時私は木村政彦先生の『わが柔道』の影響を受け、寝床での睡眠は5時間と決めて居ました。そして、これまた木村先生を見習い、学校では最低限の授業を残して寝ていたな。

弁当は11時までに済ませ、昼休みは鍛錬か草ラグビー。そして放課後は空手。時間が無ければ無いなりに、無駄を省く工夫するものです。
締め切りと義理事がいくつもいっぺんに重なってしまっているため、今週いっぱいは息が抜けない日が続きます。稽古も短時間で凝縮した内容で行います。

仕事もそれだけの要領の良さが欲しいですね。私の前頭葉は“スタミナ”に欠けるので、根詰めて考えごとをすると、すぐに放心状態になってしまいます。私の脳みそは、筋肉で言うところの乳酸が溜まるのが早い状態なのでしょうか??甘いものを取ると、パチ〜ン!と冴えわたるんですが・・・。

ワシのアタマは、悲しいことにジェット機並みに“燃費”が悪いんです。それでいて、巡航速度はファミリーカー程度なのが、ますます悲しいですな!!

脳が疲れたら、ぶどう糖。机の上に置いておきます。