我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

無念!

敵地ナミビアでバウルス・モーゼスの保持するWBA世界ライト級王座に挑んだ嶋田雄大さんですが、判定で敗れ、戴冠はなりませんでした。

記事:http://www.daily.co.jp/newsflash/2009/07/26/0002164045.shtml

年齢とライト級という階級の層の厚さを考えると、再挑戦については難しい流れになることは否めませんが、進退を決めるのは本人です。私としては、彼が刀を置く日がくるまで応援して行くという気持ちに変わりはありません。

なにしろ、地球の裏側まで乗り込んでの戦いを終えた嶋田さんには、お疲れ様の一言しかありません。


・・・しかし、無念です。


7月29日(水)補足

嶋田選手の2Rでのスリップダウンの原因ですが、前の試合に使用された水が残っていたのだとか。こんな運営をやる国に、タイトルマッチを開催する資格があるのか、とワシャ言いたいですよ。

記事:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/headlines/20090726-00000028-kyodo_sp-spo.html


運も実力の内、とはいいますが、これは単に不運、では片づけられない人災です。途上国はえてしてこういうことがあるから怖いですね。リングだけでは無く、とにかく人災が多いのが途上国であると、私は自分の少ない経験から決めつけております。