我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

観察者

おはようさんです。

昨夜も「福固め」で極められて動けなくなってソファでそのまま眠りに落ち、朝の寒さで4時頃起床しました。

昨日はちょっと精神的に負荷がかかる仕事から解放されたこともあり、緊張が解けてしまったのでしょうか。稽古後に帰宅して食事を済ませ、ひたすら犬たちと戯れていました。

キチンと寝ていないのでやや不満なのですが、二度寝はヤバいので、もう起きて活動開始することにしました。

身体が元気ならば稽古時間がたっぷり取れて良いのですが、現在、足の肉離れのため負荷の軽い稽古を短時間行う程度。非常にもどかしいです。

そんなわけで今、私は観察者に徹しています。

どんな動きなら自分の肉体への負荷が軽減できるか。そうして楽をすることが、動きの質を高めて行くことに繋がるのか、それとも単なる手抜きなのか。

これからの加齢を前提として、今後はどんな動きを追求して行くべきなのか。そのためにはどんな稽古をするべきなのか・・・。

そして、もうひとつ、武術をやる上で忘れてはいけないことは、危機管理。怪我をしていたり調子が悪かったりした際の危機管理はどうあるべきか。身を護るということに、自分のコンディションや都合は関係ないですから。

こんなことを考えて、自分の肉体と精神の活動を観察しています。

身体を掛けた稽古を十分に出来ない分、今は観察・考究に徹しています。いわば料理する前の「素材集め」と「レシピ作り(見直し?)」ですね。

足が完治したらやることがたくさんありそうで、楽しみです。