我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

お疲れ様です

雪は午後から雨に変わった。相変わらず寒いが、雨が降っている限りは路面凍結はないだろうと考え、稽古を敢行。

野外稽古が多い太気拳は、雨には弱い。太気殺すに刃物は要らず、である。

雨天と寒さがきついから今週は稽古日を変えようかとも思ったが、月内納期の業務が立て続けにあり、明日は早く帰れる保証が無いので止む無しという決断。

この寒さの中、M君とYSさんが来た。

支部開設前から雨天時の稽古場所に、と考えていた水戸線を跨ぐ高架下の空き地に向かう。照明の事は計算に入れていなかったが、スペースはあるし濡れない。

高架の横は住宅ゆえ、立禅は割愛。ただでさえ、(客観的に見れば)雨天時に暗い高架下で稽古する怪しいグループなのだ。立禅など行えば、おまわりさんが飛んでくることになるだろう。

稽古は突きの練習と縦の身法で打ち込む手刀打ちの劈法(ピーファー)、そしてロングフックの栽拳(さいけん)を行う。劈法と栽拳は半分は身法の稽古としてトライ。最後に推手でシメ。

今日は少し難しい稽古になったが、無事終了!YSさんのようなキチンとした方に高架下道場は申し訳ないのだが、熱心に稽古して頂き、本当に感謝です。

より良い稽古を提供することの大事さを、再認識いたしました。

二人とも、本当にありがとう御座いました。次回は晴れると良いですね。