我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

日曜稽古会のネタ

愛用のパンチング・グローブ


ワールドプレミアムボクシングをTV観戦した。

目玉はバンタム級の世界タイトルマッチ2本立て。日本人選手が二人、片や無敗の王者に挑む挑戦者として、片や防衛記録に挑む名王者として、大舞台に立った。

両試合とも判定決着だったものの、非常に見応えあるいい試合となった。池原・長谷川の両選手、お疲れさまでした。

12Rの長丁場を戦い抜くためには、どれだけの鍛錬を積むのだろうか?長谷川と挑戦者のマルドロットなんて、10Rあたりでも4回戦ボクサーの2R目以上の元気があった。

長谷川のスタミナは、絶え間無い鍛錬とボディバランスの良さの賜物なのでははないか、と勝手に考えている。そして相手のパンチを空転させるポジショニングと、技巧。何より、2Rから続く出血にも慌てずに試合を進める精神力。

彼は、激闘を制する為の全てを備えた名王者と成りつつある。

予定は未定だけど、次の日曜の稽古では長谷川の試合を題材に取り上げてみようかな。太気拳は色々な要素を含むから、教材さえあれば多面的に解説出来る、・・・はず。

しかし、Aのチャンプのシドレンコってミルコに似ていたなぁ。