我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

焼直しが近づいて来ました

今日のテーマですが、何のことかっつーと、太気拳宗師であらせられる澤井健一先生が、「十年に一度行いたまえ!」と仰ったという“身体の焼き直し”です。

30代・40代・50代・・・と、とにかく10年ごとに入口の1年間体力を鍛えなおすと、その年代の稽古を現役として乗り切ることが出来る、というお話。

昨年の合宿の際にも佐藤嘉道先生もこのことに触れられて、「今38か。あんたも40になった年にはやんなきゃなんねーど」と言われました。

来年の9月に私も40歳です。体力的にも、まだまだ20代の連中に負けないつもりでも、疲労と怪我の回復だけは遅くなりました。

武道の仲間にもそれ以外の人にも「体力つけたいのですが、筋力トレーニングはどんなことすればいいですか?」と聞かれますが、とくにやっていないので「やっていませんからワカリマセン」と返しています。

来年は「秘密です」と答えることになるでしょう。

何故なら、メニューは概ね決まっていますが、やり方は種目名を言っただけでは恐らく分からないはずだからです。説明するのも面倒だし。

ヒントを言えば、単純に鍛えるというよりも「身体をまとめる」ことに重点を置いて鍛えることになるはず。武道の為の鍛錬ですので。

吉と出るか、凶と出るかはワカリマセン。多分、「吉」と出るはずです。楽しみです♪