我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

夢のように美しいコンサートでした(のすけ。)

つのだたかし波多野睦美 の珠玉のリュートソングを聴きに行きました。

丘の上の小さな会場で、観客数は多くありませんから、

はじめに 波多野さんが 仰ったように、

『 リュートソングには 最適の環境 』 でした。

つのださんの、リュートは 昨年の都留音楽祭で初めて聴きました。

あの時は モンテベルディの『オルフェオ』合奏があり

大型のリュート(アーチリュートというのかな?)
の響きは あまりにも華麗で美しく

曲の始めにリュートが鳴る箇所では、まるで 光に満ちた天国の扉が
開くように聞こえるのです。

わたしは その音が楽しみで、リハーサルで冒頭が繰返される度に
うっとりとしました。

曲の中で時折、リュートが鳴ると それは 

『天使の衣擦れか 羽音』のように感じられ 何と美しい楽器かと感じ入ったものです。

そんなわけで
いつか単独コンサートにと、楽しみにしていました。(つづく)