お金と時間と認知のゆがみ
苦手なことは、他の人に任せたら良い。
世の中の仕組みが複雑になり過ぎて、どんなに器用で賢い人でも、自分一人で全てに完璧な対応するなんてこと不可能と言っていいんじゃないか?不得手で好きでもないことは、出来るだけアウトソーシングした方がいい。それがつまるところ仕事だったりするわけで。
そうなるとですね、仕事はやはり自分が得意で出来れば好きな事、もしくは得意分野を活かしたものを選ぶべきです。
10代や20代前半くらいの人ならともかく、必要性もないしそのことが好きでもないのならば、不得手を克服するというのは無駄な努力じゃないか。少なくとも、必然性や必要性がないのに、嫌な思いして取り組むようなことでは、ない。人間である以上、これは仕方がないんだ。
主体的に生きるという能力と引き換えに「認知のゆがみ」なるものを抱え込むこととなった。どんな人でも認知のゆがみを数えたら、50や100はたちまち出て来るという。ゆがみだったら直せばいい、取ればいい、と思いたくなるがそうは行かない。そう簡単ではないのだ。今日は詳述割愛するが、そんな単純ではない。
だったら放置したら問題を生じる、或いはその可能性があるもの、それを直せば幸福度を高めてくれるもの、そういうものから都度直せばいい。
直しても幸福度や仕事の成果に寄与しないものは、後回しにしていいだろうね。
もっと気楽に生きようと思います。
太氣拳尚武館は、太氣至誠拳法(通称・太氣拳)を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。また、護身・健身(健康づくり)目的の方の参加もお待ちしております。稽古会場:小山市・栃木市・宇都宮市・上三川町。神戸市(支部)詳細は:http://taikiken-tochigi.jp/practice/
太氣拳DVD教材について(カート機能):http://taikidaikokudo.cart.fc2.com/
<太氣拳とは>
中国拳法の流れを汲む武術。創始者・澤井健一が立禅と命名した「ただ立つだけ」の独特の鍛練法を核とする。
☆太氣拳とは(詳細版):http://taikiken-tochigi.jp/taikiken/
☆お問合せはこちら:http://my.formman.com/form/pc/AntTny9AIWHChfRQ/
10/20(日)開催 基盤力を練り上げる~太氣拳講習会 in 神戸
1.日時:2019/10/20(日) 9:15~11:45
(9:05開場、12:00完全撤収)
2.会場:神戸市灘区 六甲道風の家多目的ホール
風の家について:http://w1.alpha-web.ne.jp/~kazenoie/
3.参加費用:6,000円
今回は"Buy one get one free" 形式を採用致します。つまり、ご新規の参加者さまをお一人お連れ頂いた場合、お一人分は無料。3名さま(ご新規2名)ならお2人分の参加費で受講出来ます。
参加費はまとめてお振込みください(会場にて割り勘で、は受付けません)。
・お申込み後、参加費用振込先をご連絡致します。お振込を以て申込完了となります
申込フォーム:http://my.formman.com/form/pc/AntTny9AIWHChfRQ/
4.講習内容
初回の参加者さまには資料を配布します
1)立禅で探る心身の基盤力
・身体各部の「力」とその調和を探る
・立禅の実践~力強い「動」のための「相対的静」を体認する
・力の回路を認識し、強化する(求力~勁力を得るための腰腹・下肢の覚醒)
2)動功&対練・・・基盤力の運用を学ぶ
・這(はい)~歩法・身法の土台を練る
・練(ねり)~臨機応変の身体を練る
・歩法・身法・前捌き~単独および相対練習により、対人技法の基礎を学びます
題材は毎回同じですが、参加者さまの経験・練度・ニーズによって切り口を変えます。一方的に「教える」だけではなく、インタラクティブ(双方向性)な講座に致します
5.講師:島村尚武(太氣至誠拳法練士五段)
6.こんな方におススメです
・年齢や体力が理由で現役続行を迷っている方
・組手で思うように身体が動かないとお悩みの方
・武道や格闘技に取り組んでいて上達に壁を感じる方
・生涯現役で武道に取り組みたい方
7.おススメ出来ない方
・現状維持が好きな人
・被害者意識や依存心が強い人
・いわゆる「物見遊山気分」が強い人
8.お持ちいただくモノ
運動しやすい服装、筆記用具、飲料水、タオル、軍手
※アクセサリー類および付け爪は外して御参加下さい
9.その他
1)録音および動画の撮影は禁止といたします
2)会場にてDVD教材の販売を致します
・販売するアイテムは下記3本です(すべて当日手渡し価格¥6,000)
『一人稽古立禅編 Ver.2』・・・立禅を武の栄養とするべく徹底解説した最新教材
立禅編ダイジェスト動画:https://youtu.be/yxorCrKF8e4
『太氣拳早わかり 一人稽古演習編』・・・中級クラスまでの技法を解説した教材
・会場販売は消費税分が割引。また送料・振込代がかからないため、お得です
3)レジュメを配布し、理論的な説明を行いながら進めます。筆記用具持参下さい
4)終了後、近隣で懇親会を行います(希望者。実費精算)
しばらくは午前のみの講習となりますが、立禅における「力量の調和」と動功における「運動の調和」、ならびに双方の調和、そして対人練習における「身手歩の一致」を見据えて学びを深めます。
武術として格技を追究する場合、
・相手の攻撃方法
・人数・武器の有無、そして
・禁じ手などが定まっていない
という前提があり、それゆえ「勝つことより負けない事」を主眼に据えて稽古する必要があります。
すなわち相手の動きに対応し瞬時に的確な位置取りと、攻撃の無効化を行うことが求められます。そのためには、立ち方・体構えに「その為の構造」が内在することが最低条件となります。
そのような心身の備えがあってこそ、鉄壁の防禦を体現し安全かつ確実に危険からの離脱、または必要に応じて相手を制することが可能となります。
そのための具体的な技法として「歩法・身法・前捌き」があり、これらを体得する基礎として「立禅・這・練」などの基礎練功があります。
太氣拳の練功は、呼吸や意識の発動に伴う内部運動を主体とするため、外見上の動きからは分かりにくい部分があります。
しかしそれは特殊技能ではなく、的確な指導と取り組みへの意志さえあれば「だれもが後天的に運動神経を開発できる」方法論です。現在取り組まれている種目を問わず、あなたの身心に進化と深化をもたらします。
この講習会では、静から動にいたる太氣拳の稽古の概要を、理と実技を通して明快にお伝え致します。
太氣拳尚武館
島村尚武拝
身の回りに潜む危険(女性の敵に遭遇しました)
先日の稽古帰り、駅からあるいていた時に後ろにいた集団が合コンで女性を毒牙にかける計画、とおぼしき話題をしていた。おぼしき、というだけではぶん殴るわけにはいかないが、仮に現場に遭遇したらこ〇す。
性犯罪の被害に遭った人の話を、何度か本人から聞いたことがあるが、それはいたたまれないものだ。性犯罪の加害者、とくに進行中の者に人権などない。
こいつら見たところ大学生らしいが、冗談でもこんな発言が出来る人間を大学まで行かせている親はかわいそうだな。
なにはともあれ!リーダー格の顔は覚えた。身内や知人が被害に遭ったら、まずはこいつのガラをおさえよう。
大切な事なので、言っておきます。
女性は夜の一人歩きには注意しましょう。
深夜に出歩かねばならない場合、タクシーを利用しましょう。
大声を出す稽古をしておきましょう。
日頃からしっかりと目線を合わせる習慣を持ちましょう。
しっかりと意志を伝えることを習慣づけましょう。
移動に適した履物を履きましょう。
正体なくすまで酒を飲むのはやめましょう。危ないし、みっともないよ。
それとね、女癖悪いのは一生治りません。女癖悪くてお金にだらしない自己愛性パーソナリティ障害の人物が、女性向けに武道を教えている実例も知っています。何人もの生徒さんと関係を持っている、困った人です。
皆さん誤解していますが、はっきり言って「人権という実態」はありません。他者に脅かされるいわれはない、というだけのことです。
人の気持ちなど慮れない人間が、世にあふれている以上、いいとか悪いとかではなく、自分の身は自分で守るしかありません。
逃げ足云々をいう人間いますが、足腰鍛えていない人間はいざというときに逃げられるわけないですよ。そうでなくても、からだが固まるんだから。
私も万が一の際、人さまを見殺しにせず救出できるよう、心身を鍛えておこうと思います。
太氣拳尚武館は、太氣至誠拳法(通称・太氣拳)を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。また、護身・健身(健康づくり)目的の方の参加もお待ちしております。稽古会場:小山市・栃木市・宇都宮市・上三川町。神戸市(支部)詳細は:http://taikiken-tochigi.jp/practice/
太氣拳DVD教材について(カート機能):http://taikidaikokudo.cart.fc2.com/
<太氣拳とは>
中国拳法の流れを汲む武術。創始者・澤井健一が立禅と命名した「ただ立つだけ」の独特の鍛練法を核とする。
☆太氣拳とは(詳細版):http://taikiken-tochigi.jp/taikiken/
☆お問合せはこちら:http://my.formman.com/form/pc/AntTny9AIWHChfRQ/
名は体を表す
9/14(土)、15(日)は神戸に太氣拳布教の旅に出ていました。
土曜日は神戸の兄弟こと安部孝重氏率いるShin-Kobe 実戦合気護身武道(以下、神戸道場)にて前半部分の指導を担当し、後半は合気武道の稽古を体験させていただきました。神戸道場HP:http://shinkobe.site/
細かい経緯は割愛しますが、今年の2月、出身団体と袂を分かつ形で独立され、以降、今の名称を使用しています。ちなみに、以前の団体に所属していた時は「護身術」を名乗っていました。いまは護身武道、と名乗っています。私としては、やはり「武道」を名乗ったのは良かったと思います。
私の感覚としては、護身術は武術の一面を切り取ったものであると思います。そして、「武術の修行を通して人生を豊かに生きる営み」を武道である、と考えています。したがって護身武道と命名すれば、学びのベネフィットの部分と、理念の部分を包含している、と感じます。
実は私も細々と教えている空手道については特に流儀を名乗らず、「護身空手」と称しています。本当ならただ「空手」でも良いのですが、世間で主流をなしている競技系の活動に力を入れる団体とは異なるので、活動内容がわかるようにこのような名称を使っています。安部主宰に確認したわけではないですが、合気武道を主軸にしつつ「自衛」「護身」に重きをおいた命名なのではないかなぁ。
神戸道場で稽古されている合気武道を毎回一緒に学ばせて頂いています。北海道に在住の武田惣角先生の直系子孫の方が伝えられているものだそうで、しっかりと学べば練功性も実戦性も兼ね備えた内容になるかと。
道場生の皆さんには、太氣拳の立禅や対練を少しずつお伝えしています。合気と太氣、両者が融合して素晴らしい武が生まれるのではないか、と楽しみで仕方ありません。
太氣拳尚武館は、太氣至誠拳法(通称・太氣拳)を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。また、護身・健身(健康づくり)目的の方の参加もお待ちしております。稽古会場:小山市・栃木市・宇都宮市・上三川町。神戸市(支部)詳細は:http://taikiken-tochigi.jp/practice/
太氣拳DVD教材について(カート機能):http://taikidaikokudo.cart.fc2.com/
<太氣拳とは>
中国拳法の流れを汲む武術。創始者・澤井健一が立禅と命名した「ただ立つだけ」の独特の鍛練法を核とする。
☆太氣拳とは(詳細版):http://taikiken-tochigi.jp/taikiken/
☆お問合せはこちら:http://my.formman.com/form/pc/AntTny9AIWHChfRQ/
9/15(日)基盤力を練り上げる~太氣拳講習会 in 神戸
下記要領にて太氣拳講習会を開催します
1.日時:2019/9/15(日) 9:15~11:45 (9:05開場、12:00完全撤収)
2.会場:神戸市灘区 六甲道風の家多目的ホール
風の家について:http://w1.alpha-web.ne.jp/~kazenoie/
3.参加費用:6,000円
・お申込み後、参加費用振込先をご連絡致します。お振込を以て申込完了となります
申込フォーム:http://my.formman.com/form/pc/AntTny9AIWHChfRQ/
4.講習内容
初回の参加者さまには資料を配布します
1)立禅で探る心身の基盤力
・身体各部の「力」とその調和を探る
・立禅の実践~力強い「動」のための「相対的静」を体認する
・力の回路を認識し、強化する(求力~勁力を得るための腰腹・下肢の覚醒)
2)動功&対練・・・基盤力の運用を学ぶ
・這(はい)~歩法・身法の土台を練る
・練(ねり)~臨機応変の身体を練る
・歩法・身法・前捌き~単独および相対練習により、対人技法の基礎を学びます
5.講師:島村尚武(太氣至誠拳法練士五段)
6.こんな方におススメです
・年齢や体力が理由で現役続行を迷っている方
・組手で思うように身体が動かないとお悩みの方
・武道や格闘技に取り組んでいて上達に壁を感じる方
・生涯現役で武道に取り組みたい方
7.おススメ出来ない方
・現状維持が好きな人
・被害者意識や依存心が強い人
・いわゆる「物見遊山気分」が強い人
8.お持ちいただくモノ
運動しやすい服装、筆記用具、飲料水、タオル、軍手
※アクセサリー類および付け爪は外して御参加下さい
9.その他
1)録音および動画の撮影は禁止といたします
2)会場にてDVD教材の販売を致します
・販売するアイテムは下記3本です(すべて当日手渡し価格¥6,000)
『一人稽古立禅編 Ver.2』・・・立禅を武の栄養とするべく徹底解説した最新教材
立禅編ダイジェスト動画:https://youtu.be/yxorCrKF8e4
『太氣拳早わかり 一人稽古演習編』・・・中級クラスまでの技法を解説した教材
・会場販売は消費税分が割引。また送料・振込代がかからないため、お得です
3)レジュメを配布し、理論的な説明を行いながら進めます。筆記用具持参下さい
4)終了後、近隣で懇親会を行います(希望者。実費精算)
しばらくは午前のみの講習となりますが、立禅における「力量の調和」と動功における「運動の調和」、ならびに双方の調和、そして対人練習における「身手歩の一致」を見据えて学びを深めます。
武術として格技を追究する場合、
・相手の攻撃方法
・人数・武器の有無、そして
・禁じ手などが定まっていない
という前提があり、それゆえ「勝つことより負けない事」を主眼に据えて稽古する必要があります。
すなわち相手の動きに対応し瞬時に的確な位置取りと、攻撃の無効化を行うことが求められます。そのためには、立ち方・体構えに「その為の構造」が内在することが最低条件となります。
そのような心身の備えがあってこそ、鉄壁の防禦を体現し安全かつ確実に危険からの離脱、または必要に応じて相手を制することが可能となります。
そのための具体的な技法として「歩法・身法・前捌き」があり、これらを体得する基礎として「立禅・這・練」などの基礎練功があります。
太氣拳の練功は、呼吸や意識の発動に伴う内部運動を主体とするため、外見上の動きからは分かりにくい部分があります。
しかしそれは特殊技能ではなく、的確な指導と取り組みへの意志さえあれば「だれもが後天的に運動神経を開発できる」方法論です。現在取り組まれている種目を問わず、あなたの身心に進化と深化をもたらします。
この講習会では、静から動にいたる太氣拳の稽古の概要を、理と実技を通して明快にお伝え致します。
太氣拳尚武館
島村尚武拝
太氣拳尚武館は、太氣至誠拳法(通称・太氣拳)を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。また、護身・健身(健康づくり)目的の方の参加もお待ちしております。稽古会場:小山市・栃木市・宇都宮市・上三川町。神戸市(支部)詳細は:http://taikiken-tochigi.jp/practice/
太氣拳DVD教材について(カート機能):http://taikidaikokudo.cart.fc2.com/
<太氣拳とは>
中国拳法の流れを汲む武術。創始者・澤井健一が立禅と命名した「ただ立つだけ」の独特の鍛練法を核とする。
愛とは
愛とは相手を信じ、待ち、許すこと。
スクールウォーズの滝沢先生の恩師の言葉。
十代の時に熱中して観ていたスクールウォーズだが、思うに俺はまだまだ愛のある人に成れていないな、と。なんか情けなくて涙出て来ちゃったよ。
遅まきながら、愛のある人になりたい。愛を体現できる人間になりたい。武は私にとってそのための手段のひとつかもしれない。まだ間に合うだろうか。愛のある人に成れるだろうか。
うちのワンダフルなわんこたち。白いほうがラブ、黒が福。いい名前でしょ?愛をもって幸せな人生を歩みたいものです
太氣拳尚武館は、太氣至誠拳法(通称・太氣拳)を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。また、護身・健身(健康づくり)目的の方の参加もお待ちしております。稽古会場:小山市・栃木市・宇都宮市・上三川町。神戸市(支部)詳細は:http://taikiken-tochigi.jp/practice/
太氣拳DVD教材について(カート機能):http://taikidaikokudo.cart.fc2.com/
<太氣拳とは>
中国拳法の流れを汲む武術。創始者・澤井健一が立禅と命名した「ただ立つだけ」の独特の鍛練法を核とする。
厳しすぎる稽古??
空手道場の稽古が厳しすぎるということで、先日SNSで動画がさらされていました。
動画:https://www.youtube.com/watch?v=k5BrGGNAhs8
知人から意見を求められましたが、即答は避けました。個人的には前後の文脈が全く分からないので、指導の是非そのものについてあまり断定的な事を言う立場にない、と感じます。
SNSのコメント読んでみて感じたのは、指導を肯定する人も、否定的な意見を述べている人も、少し感情的になりすぎるきらいがあるように思いました。
私個人としては、稽古が厳しすぎるうんぬんよりも「この子は武道の試合に出してはいけないレベルだ(まだその段階にない)」と感じています。黄色帯しめているようですが、この段階では試合なんて早すぎる。武道としての動きがまったく出来ていません。すべての技が当てずっぽうではないですか。
道場の代表者は「勝つためにきつい稽古が必要」「ヘッドギア(頭部の防具)があると、ガードがおろそかになる」などと語っています。代表者の言う「ガード云々」はごもっともだと思います。ヘッドギアや面部をカバーする防具つけたとたん、やたらと踏み込んでくる人種がいますから。ですがこの生徒、つけていなくても頭部のガードなんか出来ていないし、意識すらしてないじゃないですか。
そんなレベルの生徒になぜ、試合に向けた稽古なんかさせるべきなのでしょうか?そもそもこのようなレベルで試合に出させる意味や意義があるのでしょうか。意味や意義があるとして、試合に出ることを生徒さんが望んでいるのかいないのか。
望んでいるとして、試合に出るという事について先生は生徒ときちんと話し合ったのか。望んでいないのなら、試合にでない前提で教えるべきではなかったか。試合に出ない子供に対して、代表者はどのように導いていくつもりなのか。親御さんとそれらにまつわる面談や話し合いしたことあるのか。
もちろん武道に厳しさは必要です。武道が武術修業を通した人間形成の道であるとすれば、武術の技法の前提をしっかり叩き込む必要はある。ですので、私としては、少年部は武術が出来るようになるための準備段階でしかない、と考えています(それも武の道における道程の一段階です)。
身体能力としてはどんなに優れていようと、少年部(中学生ぐらいまでで)は準備段階でしかありません。武術を正しく学べば一生をかけて伸び続けることが可能であるし、まずもって身を護ることに年齢は関係ないわけです(例えば70歳だから身を守らなくてよい、ということはないですよね?むしろ、切実さは増すのではないでしょうか)。批判云々ではなく、この道場の師範の武道、そして武道の試合に対するお考えを、お聴きしてみたいものだ、と感じます。
話を少し戻すと、代表者の言う「防具とガードの関係性」は、ある程度心技体が整った人間に当てはまる論理です。黄色帯の少年に持ち出す論理ではない。
ただし一方では、首から下への攻撃についてはそこまで世間でたたく問題だろうか、という感想もあります。少年にとっては多少きついでしょうが、それなりの配慮はされているように感じました。私の少年指導はもっとソフトですが、論点ずれるので割愛。
疑問を感じるというのであれば、きちんとお父さんが代表者と話し合えばよい。息子さんも交えて話し合えばよいではないですか。息子さんは「空手は好き」と語っています。息子さんを空手好きにさせてくれたのは、指導にあたった先生ではないでしょうか。そのような先生であれば、話し合いに応じてくださるように感じます。
SNSを利用して炎上させ、道場にダメージ与えて留飲を下げよう、という意図が少しでもあるのならば、少し考え直されたほうが良い。断片的に切り取った情報で世論を味方につけて・・・なんていうあさましいやり方より、論点を整理して先生と話し合うほうが、息子さんの教育にもよいと、私は感じます。
太氣拳尚武館は、太氣至誠拳法(通称・太氣拳)を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。また、護身・健身(健康づくり)目的の方の参加もお待ちしております。稽古会場:小山市・栃木市・宇都宮市・上三川町。神戸市(支部)詳細は:http://taikiken-tochigi.jp/practice/
太氣拳DVD教材について(カート機能):http://taikidaikokudo.cart.fc2.com/
<太氣拳とは>
中国拳法の流れを汲む武術。創始者・澤井健一が立禅と命名した「ただ立つだけ」の独特の鍛練法を核とする。