原点

１４日は三時半に起床。いつもの朝のお勤め（行と立禅）をして香取神宮・鹿島神宮に初詣に行ってきました。

まずは香取神宮！ど〜〜〜〜ん！！

時間があったので、参拝前に1時間ほど立禅組んでまいりました。神気みなぎる場所での立禅は最高ですね。つづいて鹿島神宮にもお参りしました！

ここでも同様に立禅してから参拝。武の神様の鎮座するご神域で、合計2時間弱の立禅をしての参拝ですから、武運長久＆開運出世は間違いなし！そうそう、塾生＆武友の皆さんのご多幸と武運も、もちろんお祈り致しましたから、遠方や忙しいとかで武の神様に直接参拝できない方々もご安心下され(￣▽￣)

ワタシにとって、今年はある意味勝負の年です。ゆえに、初詣は絶対に香取・鹿島と決めておりました。しかしながら、お正月期間中はごった返してゆっくりとお参りできませんので、自由業の利を生かしてここまで引っ張った次第です。

それからもうひとつ。自宅のある栃木県小山市から香取・鹿島に向かう道のりは、私の原点（のひとつ）でもあります。社会人になって初めての配属が、茨城のつくば市でした。

当時は外回り営業で担当地区である学園都市周辺の県南部を車で回っていました。関東平野、特に利根川や霞ヶ浦の周りを走るのが好きでした。筑波山も好きでしたね。走りながら、そして営業途中による喫茶店でいつも考えていたのは「いつか武の道で立つ」ということ。それだけを信じ、時間があるときも無いときも武に触れることは心掛けた。

夢だけはあっても、どう動くべきかもわからなかった。ただ、“武の道で立つ”ためにその時に取り組めることは取り組んだ。そして昨年、ようやくそのスタートを切った。

転勤で茨城を去ってから、稲敷地区や水郷地区に行ったのは20年ぶり。

だいぶ市街化が進んで、見慣れない道路や建物が増えてしまった。しよっちゅう寄っていた店がなくなっているのを見ると、寂しいけれど、これが20年の時の流れなのだろう。

20年、あっという間だったけれど、栄枯盛衰、諸行無常を実感するには、当たり前ですが十分な時間でありますね。私が還暦になるのは15年後です。20年後には65歳。たぶんその時は、あっという間に来る。

だから、迷わず自分の道を行くしかない。

今年の武運を祈願するというのはもちろんなんだけれど、それ以上に、自分の原点を確認して覚悟を決めることが、今回の参拝の意義。

参拝を終えて、あの頃と同じくつくば市の「珈琲倶楽部なかやま」で、自分の立ち位置を改めて確認しました。

思い切り武道に専念することを夢見ていたあの頃、仕事や稽古に疲れるとよくこのお店で時間を過ごしていました。相変わらずの繁盛ぶりで、嬉しかった。俺も・・・時代の流れに潰されない自分の城を作らねば！

やるしかない！今年は、走ります！(￣^￣)ゞ

・・・とこれまた２０年ぶりに買ってきた「こうのの大福」を頬張りながら燃える島ちゃんでした♪

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