我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

日曜稽古会


本日の稽古は屋外で実施。練りで力を紡ぎだすやり方と、短刀捕りおよびそこからの展開をメインに進める。

前手でかるく触れて攻撃線を外して差し、張り出しの力で払う。短刀捕りは中段で行うが、この前捌きの原理はもちろん上段突きへの対応でも適用できる。

二人組で短刀捕りと突き技への前捌きの検証を。さらに、そこから制圧への展開を試行する。身体の寄せ、開と合、右廻し・左廻し、陰陽など。

技は掛けようとしても掛からない。流れで自然に掛かるもの。熟して落ちる果実を受け止めるがごとく。理論上はね。

そのためには自分と相手の身体を知覚していることが必須となる。立禅と練りで人(じん)を確立し、這で地と直結させる。この地味な作業を、もうバカみたいに繰り返すのが、私の知る一番の近道。


皆、だいぶ形になって来ているので、あせらず身にしみ込ませましょう。


稽古後、昼食会。小山の「汚なシュラン5つ星店」の徳次郎食堂が“大人の事情”で閉店となったので、台湾料理の四季紅へ。

昼の定食、このボリュームで¥600!味もごーかくですよ。ただねぇ、このボリューム普通の人には罰ゲームかも。

帰宅して一休みしたら珈琲ブレイク。御近所の音楽館でケーキ三種盛。平日は我慢しているスウィーツ、週末だけは解禁ね。

さて、寝る前に剣の素振りでもやるとしますか♪