意志の力
さっき稽古を終えて飯食いながらTVを観ていたら、凄い人が出ていました。
四肢欠損のレスラー、ダスティン・カーターさん。一瞬しか見られなかったのでネットで調べると、記事発見。
記事URL(画像あり):http://yasai0142.livedoor.biz/archives/50597512.html
これを観たらね、俺は努力をしているとか稽古をしている、なんて恥ずかしくて言えないよな。
試合後に語ったことばが、また痺れる。
「5年間の地獄と引き換えに得た栄光はたった3日間で終わった。やる価値はあったのか?もちろんだ」
カーターさんは選手権に出るために5年間の地獄のトレーニングを積んだという。おそらく本当に言語を絶する鍛錬を積んだのだろう。
「でも」や「だって」が口癖の人が居るけれど、そういうことは地獄を見てから言いなさい。
『拳聖』に澤井先生がパラリンピックを観て「あれだけの努力、意志の力をもってすれば君達の稽古なんてたいしたことはない」と仰った逸話が出てくるが、“意志の力”まさにこれに尽きる。
五体満足の俺達がやる稽古なんて、たいしたことはない。
出来ない、難しい、才能が無い、時間が無い、でも、しかし、だって・・・そんな言い訳抜かす暇あったら、稽古しろって!言い訳はオマエを強くしてくれないぞ。
まして私はお金と時間を使って稽古に来てくれるお弟子さんを預かっている身である。
もっともっと稽古!もっともっと鍛錬!もっともっと勉強!である。
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