我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

バイト君

剣道の稽古のあと、家内と居酒屋へ。北関東にチェーン展開するお店。ハコは良い。料理も合格点だ。

家族で過ごすにも悪くない。次からは、ファミレスに行くのならこのお店に行こうかな、とも思う。

しかし・・・帰り際に若干不愉快なことが。

私たちの斜め向かいの個室に、お店での仕事が終わったバイト君たちが飲んでいたのだが、店の女の子を何度も備え付けのベルで呼び出し、つまらねーことを言ったり命じたり。居汚く寝そべる者も。

仕事終わって客として飲むのも良いだろう。でもな、会話から店の者だってわかっちゃうんだからさ、ダラダラ居続けて、客を不愉快にさせるなよ。

さらに追い打ちをかけるように、レジでも不愉快なことが。

会計を済ませて宴会について問合せをしたのだが、レジの女性は新人らしく不慣れなため、奥に入って先輩に応援を頼みに行く。ここまでは良い。しかし、遅い!遅すぎる。

いつまで待たせるんだ( ゚Д゚)ゴルァ!!

・・・もちろん、怒鳴ったりして居ないけれど、私の不穏な雰囲気を察して、客のヤンキーお兄ちゃん二人が固まる。厨房に視線を送っていたのだが、兄ちゃん達も視界に入って、彼らにメンチを切る形になってしまったらしい。

視線をそらせてソワソワしてるお兄ちゃん達に家内がフォロー。「店員さんに待たされて不機嫌になっているだけなんですよ。気にしないでね♪」

す、すまぬ!兄ちゃん達、ごめんね。おいら、怒りのあまり人様の存在を忘れて居ました。土曜の夜さ。いやなことは忘れて、楽しく飲んでおくれよ!

で、我々。とろい店員を待ってられないので、さっさと店を出る。

どーやら、奥で用事を言いつけられたっぽいな。あのなー、いくら用事を言いつけられたって、ほんなもん後じゃ!上のモンに客を待たせているっちゅう状況を説明せえよ。

いつも思うのだが、俺、時給感覚で生きている人間とは、反りが合わないや

店舗のコンセプト自体はなかなか良い店であるだけに、残念。次回も行くとは思うのだが、一応、本部に「御社の○○店は、バイトの教育がダメですわ!」という、ありのままの状況報告をしておく。


以て他山の石とすべし。