我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

M君の一里塚

本日の稽古参加者は二人。仕事や体調の都合で不参加となった方が多く、少人数での稽古となりましたので、「帯研」的なやや細かい内容での稽古となりました。

テーマは肩・肘・手首の遣い方。これらを意識して練や打拳の単独&相対練習、そして力の出し方を中心に進めました。細かい内容は例によって割愛。最後は推手で締め。

稽古終了後に拙宅にて、M君の今後の稽古の詰め方について、二人でミーティングを行いました。何度か書きましたが、彼は順当に行けば来年の今頃には、小山支部第一号の黒帯となることが見込まれています。

黒帯習得は最終目標ではありませんが、いうなれば一里塚であり、道票の一つです。そして、外部の人間にしてみれば“実力”の証。私が学生の頃は太気拳”という名前が出ただけで、皆、黙ったものです

実力と気概が太気拳のトレードマークであり、それゆえ太気拳支部を運営することは身体を張る、ということだと今も私は思っています。まぁ、稽古生に「身体を張れ」という強制はしませんが、太気拳の黒帯として恥ずかしくない実力と気概は追及してほしい。その辺りを伝えました。

さて、明日から公私ともにちょいと忙しくなりそうです。明日から月曜日までの3稼働日は仕事に忙殺されそうですし、今週末〜10月第4週末までは稽古関係でも色々あります。

気力で乗り切ります!では!!