我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

日曜稽古会(3/2)

とちおとめ


福の世話をして帰宅。ゆっくり用意して支部稽古、と思いきや『しもつけ武道通信』(至誠塾通信小山支部版)を作っていないことに気づいてあわてて文章を書き、印刷。幸い社宅の集会所が稽古場なのでダッシュで駆け付ける。

見直ししたにもかかわらず、日付・ナンバーなどこまごましたミスを発見したのは皆さんに手渡してから。

いつも通り立禅・揺を終えてから指導に入る。今月のテーマは東京と同じく「打拳」について。東京で自分自身が指導を受けたことを深掘りして熟成させ、頭と身体で納得して自分の言葉で皆に伝える。

今までは必ずしも東京で行っている内容とリンクさせて来たわけではないが、今回は皆の興味があると思われる科目であり、また、今までの内容の集大成として東京で行っていることと並行で進めている(ただし、支部塾生は初心者ぞろいゆえ、相当に噛み砕いて説明する)。

まずは力の出し方の一例として、試力を定歩・走歩で。走歩試力で手足腰の一致をじっくり検証し、力がどこから出るかを確認。

試力を早めに行う練、体重移動、歩の進め方を経て、掌打の横面打ち・ボディへの側掌をミット打ちで組み稽古。

前手を生かした間合潰し、掌打合わせでシメ。時間をややオーバーし、3時間強の稽古が終了。キチンと時間内でまとめたいのですが、せっかくの休日なのでビッチリやらせて頂きました。皆さん、お疲れ様でした。

帰宅して読書していたら、疲れが出たのか寝てしまいました。新居に移る準備と稽古と仕事で結構負荷がかかっているのでしょう。夕稽古の後、寿司食って栄養補給して来ました。来週も気合入れていきます!

P.S. 写真は近所で買った「とちおとめ」。美味いのは写真(下)のように不恰好だけど垂れてひし形になったようなヤツです。みなさんもお試しあれ