山籠もり？
8月31日（土）〜9月1日（月）にかけて、長野県の菅平高原に行って参りました。とある勉強会？の合宿なのですが、東洋/西洋医学・人文科学系・宗教・武術/武道など・・・あらゆる分野の方が参加されています。
この合宿では、人間の心身の謎について「気」の側面からのアプローチを試みる、というのがテーマとなっており、養生気功の大家である星野稔先生による站椿・動功のワークショップが私にとって目玉であります。
内容の詳細については割愛いたしますが、今回は丹田に向かってのアプローチが多かったかな。なにしろ、大自然の中で気を練る楽しさというか充実感は格別ですね！
今回教授された站椿功は、普段私が行っている立禅と大きな違いは感じませんでしたが、要訣については細かく厳しい要求があると感じました。ちなみに、太気拳・意拳の世界では、気功でいう意守丹田とか周天功は重視しません。あくまで一般論ですが。
なお、養生気功と書きましたが、私には“強健術”であるように思えました。太極拳と空手の先生が参加されておりましたが、武術で生涯現役を貫くためには、50歳代以降は養生功を練ることが必須であるとおっしゃいました。
曰く「体力が低下したから養生の指導に宗旨替えする、というのではなく、養生功の身体遣いは武術としても理にかなうからだ」。
貴重な学びと出会いを頂けたことに感謝いたします。いい山籠もりが出来ました。
太気拳至誠塾栃木支部は、太気至誠拳法（太気拳）を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。また、護身・健身（健康づくり）目的の方の参加もお待ちしております。稽古会場：小山市・栃木市・宇都宮市・上三川町。詳細は：http://taikiken-tochigi.jp/practice/
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＜太気拳とは＞
中国拳法の流れを汲む武術。創始者・澤井健一が立禅と命名した「ただ立つだけ」の独特の鍛練法を核とする。
