我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

不二流体術創流60周年記念演武会

3/1(日)に東京は神田明神・神楽殿で執り行われた『不二流体術創流60周年記念演武会』にお招きいただき、門弟・間下陽一郎氏とともに演武を奉納いたしました。東京で稽古している至誠塾の仲間や、他流の先生などご交誼頂いている方々も観覧に来て下さいました。

演武の前に昇殿参拝、そして記念撮影。

11時からいよいよ演武開始。最初に不二流ご門弟の演武。続いて招待演武3組。太気拳至誠塾栃木支部、錬空武館・高久昌義館長、中国武術義龍会・金子潤也師範代(出演順)。そしてトリは不二流体術第三代宗家・大嶋竜太郎先生の演武。

私たちの演武の流れは昨年同様、基本動作(練)・島村による探手・組手・推手という順番で行いました。YouTubeに動画をアップいたしましたので、ご高覧下さい。

演武終了後は、神楽殿地下で執り行われた記念式典に参列。キビキビと応対をして下さる門下生の皆様には、いつも感心することしきりであります。自戒を込めて言えば、不二流体術ご一門は、本来あるべき武道団体の姿をもっとも体現している道場の一つかと存じます。

武道を日本の文化であると正面からとらえ、武的な強さの探究は言うに及ばず、節目節目の行事、演武を奉納する前の昇殿参拝などの「仕来たり」をこれだけきちんと執り行う武道団体はほとんどないでしょう。しばしの歓談の後、中締めにて一位流合気古武道の河野師範より日本武道の流れについてのお話がありました。大変貴重なお話ですが、私がここに書いて良い性質のものではございませんので、割愛させて頂きます。

散会後上野駅で間下君と昼食を摂り直し、この一日で感じたこと、今後の道場活動の在り方などを語り合い、シェアしました。職業武道人の一人として、大変貴重な学びの場を頂けたことを心より感謝いたします。



太気拳至誠塾栃木支部は、太気至誠拳法太気拳)を学ぶ武術・武道の道場です。武道初心者はもちろんのこと、武術・武道・格闘技で伸び悩んでおられる中級者以上の方も歓迎いたします。また、護身・健身(健康づくり)目的の方の参加もお待ちしております。稽古会場:小山市栃木市宇都宮市上三川町詳細は:http://taikiken-tochigi.jp/practice/
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太気拳とは>
 中国拳法の流れを汲む武術。創始者澤井健一が立禅と命名した「ただ立つだけ」の独特の鍛練法を核とする。

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