我が拳客商売

拳の研究・指導を生業に据えての世渡りの中で起こる悲喜こもごもを、筆の赴くままに書き綴っております

脚底に徹す(炎鵬 vs 朝乃山戦)

大相撲の炎鵬関、素晴らしいですね。
今場所の朝乃山戦、足腰の備えが秀逸。まさに万全の態勢だった。 

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小が大を制するには、この力の流し方が必要になるのだが、大事なのは体構え・腰の備え。決まり手は腕(かいな)を手繰っての押し出しだが、この足腰あってこそ。

単に脚力があるとか、足腰強いというレベルではなく、コアと脚底が連結しており力の発生と吸収のルートがあるのが、武術用に練り上がった足腰。

手繰り(たぐり)や受け流しは、その基礎の上に成り立っている。

よく「相手の力を利用する」とかっていうことを、したり顔で言う方が居るけれど、自由攻防の中で出来るかどうかは、体構え観ればウソかホントか分かる。

軽々しく「利用する」とか言っている時点で、ガチでやりあったことないな、というのが丸出しなんだけどね。

利用出来る態勢に出来なければ、話しは始まらない。

本日の稽古では皆で崩し合いの自由攻防をやりました。推手というか、崩し合い。

で、モノを言うのが基礎の煉功。参加された方は私の言っていること分かると思います。

週末の神戸講習会でもやろうかな、と考えています。気が向いたらですが。

1/26(日)開催、神戸講習会:http://superbody.hatenablog.com/entry/2020/01/09/003426

  

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